Roba no sampo

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死から生へ

春からタネの話題を多く拾います。
実際、春は種を植える時期であるのですが、
色んなことの変わり目でもあり、
これから物事が芽生える種の季節であるようにも感じます。

春分から過ぎたある日、
祖母の1周忌と祖父の13回忌がありました。
親戚の集まった宴席の挨拶で、叔父が「故人の末裔がこんなにも増えました。それは、幸せなことです。」と話しました。
よちよちの、ひ孫達が畳を歩き回り、
祖母が亡くなる1年前から立て続けに3人、
確かに増えていました。
まるで祖母が産み落としたようだな。と思ったそのとき、思い出したお話が有りました。

絵本で以前読んだ
ネイティヴインディアンの伝承民話の
『とうもろこしおばあさん』です。

ある村に得体のしれないおばあさんがやってきます。そして、迎えてくれた御礼におばあさんが美味しいパンを皆に振る舞います。
そのパンはおばあさんの太ももをひっかくと出てくるとうもろこしの粒からできていました。
どこからその美味しいパンが出てくるのか不思議に思った男はおばあさんをつけ、その秘密を盗み見ます。おばあさんは秘密を見た男に告げます。
自分を焼き、死んだら死体を畑に引きずりまわし、水を与えよ。男は言われたとおり、行います。
翌年には、とうもろこしが豊かに実り、
それからインディアンは、とうもろこしを食べるようになりました。

古事記にも似たものがありました。

乱暴者のスサノオを叔母が歓待する為に、口からお尻からご馳走を出します。
良かれと思ってしたのに、失礼だと怒ったスサノオは叔母を切り殺してしまいます。
すると、その死体からあらゆる種か溢れだし、沢山の大地の作物になりました。

二つのお話に共通するのは、種と死です。
田畑には、必ず何かしらの死体があり、
ふん尿もある。それを糧にして微生物が、虫が、動物が、植物が生き、実りをつける。
民話も神話も死は必ずしも、終わりではなく
新たな生への始まりであると伝えています。
こうした神話も、場所は違えど時代的に同時発生しているらしいです。(詳しく年代は調べておりませんが、、)
同じ地球の上、大地の上で暮らしている人間はその恵みと巡りをこのような形で後世に伝えているんだなと感じました。

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  1. 2016/05/27(金) 05:13:56|
  2. 神話 伝説
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